長期優良住宅・OMの家・地鎮祭。
本日は お日柄もよく、AM9:00ヨリ 地鎮祭を挙行。
お供え物が並んだ祭壇。 思わずかじりたくなるような人参も。
高台に建つ、OMソーラーの家でございますが、今年については、弊社、このお宅で2棟目の長期優良住宅
とあいなります。 ここのところ、お施主様サイドからも長期優良住宅についての関心が結構高いようです。
ある意味、多項目に渡る家の性能値についての 『国のお墨付き&血統書付住宅』 みたいなものですので、
私有財産のストック形成の側面からも、なるほど頷けるものがあるところ。
昨今の中古住宅流通において、結構 購入を敬遠されがちな 『昭和56年以前に建築された建物』 ですが、
この現象は、現在の耐震基準と照らした場合、当時の耐震基準が著しく劣ることに起因する・・・との事。
これと似たような構図で、将来の中古住宅流通上、キチンと流通市場に乗る住宅としての、ひとつの判断
基準をもたらす可能性が大いにあるといわれているのが この 『長期優良住宅であるか否か。』 というこ
と・・・・なのだそうです。
良質な住宅のストック促進の観点からも、そして今や国民的課題となった省エネ・CO2削減の側面からも、
この 『長期優良住宅』 の適合基準が ひとつのボーダーライン的役割を担うのでは、との識者の見解には、
やはり我々供給サイドも耳を傾けなくてはなりません。
環境省の中長期ロードマップによると、2030年には ゼロエミッション住宅(CO2排出ゼロの家)を新築の
100%に・・・との指針があるようですが、やはりこのときも、最低基準値としていまの『長期優良住宅』適合
基準があるようですので、少なくとも現段階としては同基準適用を標準化していくことが直近の課題のよう
に感じる次第であります。
長期優良住宅・・・。スタンダードとなるよう努力しなくてはなりません。
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