古民家・OM再生! 『直して住む。』
鳥取市、行徳地内で進めております、古民家の再生工事が大詰めを迎えています。
現在、外部左官工事、塀工事が急ピッチで進行中!
屋根にはOMソーラーを載っけて、築70年の民家が 現代のエコロジーハウスへと変貌を遂げました。
かつての哀れな姿がうそのようによみがえり、春の日差しを浴びて なんだか誇らしげ。
白壁にお手製の木製格子がよく映えています。 頑張って塗装した甲斐がありました。
工事はいよいよ大詰めですが、今回の工事をさせて頂いて、あらためて考えたことが ひとつ。
何かと新築一辺倒になりがちな昨今の住宅事情ですが、いやいやどうして、直して住まなきゃいけません。
この世に『家』として命を受けてから70年も経ってるんです。ただ 単に壊して新築というわけにはいきません。
永年の風雪を耐え、家族の成長、泣き笑いを見守ってきた『家』を なかなか 『ハイ。さよなら』 とは
できませんよね。 ちゃんと直して住み続けてあげなくちゃいけないんです。
もちろん、現代のニーズに合わせた改修が必要ですし、耐震改修もキチンとしなければなりません。
柱、土台、基礎、梁、屋根 など、手を加えるべきはちゃんと手を加え、その佇まいというか、風格みたいなものを
住み手がずっと住まい続けることによって次代へ遺すことが重要なんだと思いました。
もし、この家に永年見守り続けてきた 『家神』 がいるとしたならば、『ありがとさん』 という言葉が聞こえて
きそうな、そんな改修工事ができたな と思っています。
さて、このお宅、再来週から1週間、オープンハウスとして公開いたします!
期日は、 5月31日(土) ~ 6月6日(金) まで。 詳しくは、弊社HPをご覧ください。
古い佇まいながらも、OMソーラーを搭載した 『冬、あったかく、夏、涼しい家』 覗いてみてください。
『直して、住む。』 ・・・ ほんと大切なことなんです。
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