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ARCHIVE 2007年8月

本日のお仕事。

Category / 木のこと
2007 08.20 update

H様邸、構造木材の 含水率検査をおこないました。

もちろん、ぜーんぶ  『鳥取県産材』 です。

これから、木材乾燥機に 入れてじっくりと 乾かしていくわけですが、

じつは 乾燥機に入るまえの段階で、木材の含水率をしっかり計測して

おくことが とても重要です。

しっかり検査。

未乾燥の木材は、伐採時期や管理状況によって その含水率はさまざまで、

まあまあ乾いている材で 30~40%の含水率。

『ありゃりゃ、こりゃいかん』 と判断される木材で 40~50%の含水率。

中には、60%を超える  『やんちゃ坊主』 も・・・。

では、なぜ含水率の高い木材が 『やんちゃ坊主』 なのか?

その答えは、木材の乾燥過程における 『材の収縮・変形』 にあります。

 

すべての木材は少なからず水分を含んでいますが、 その水分が蒸発し、乾燥して

いくとき、木材内部での水分移動が かならず起こります。

この水分移動が木材の形状や品質に悪影響を及ぼしてしまうのです。

そして、水分移動量の多いもの (含水率の高い木材) ほどこの影響が顕著に現れます。

つまり、含水率の高い木材ほど、木材の反り、曲がりや 割れ などのいわゆる 『暴れ』 の

症状が出やすい訳で、あらかじめ木材含水率を規定値まで落としておく必要があるのです。

『呼吸する生きもの』 である無垢の木材から この症状を完全に取り去ってしまうことは

難しいですが、 少なくとも家を建てるまえにこの危険を回避しておくことがとても重要なのです。

最終的には、構造材の木材含水率は20パーセントに揃えて 『上棟』 を迎えるよう お渡しして

おりますが、木材になるべく 負荷・ダメージ を掛けない乾燥工程となるよう、 乾燥機に入れる

まえに あらかじめ同じような含水率の木材ごとでのグループ分けをしておくことも必要です。

グループごとに乾燥機へ。 (含水率30~40%の仲間たち)
グループ分けした木材。

うーん、34%・・・。

こんな感じで、H様邸 乾燥前木材検査 完了。

じっくり乾いて 立派な構造材になってください。

今日も、暑かったですが とても良質な素材に出会えて 大満足でした!

H様、 『上棟』 おたのしみに。

『明日への活力』 いただきました!

Category / メンテナンス
2007 08.20 update

お盆休みも無事に明け、猛暑続きの毎日が続いております。

現場のチェックなど、長時間 そとにいると、ほんと クタバリそうです。

各職人さん、関連業者のみなさん ほんとにご苦労様です。

健康管理には十分注意され、業務に励んでください。

もう少し、涼しくなったら またみんなで BBQ しましょう!

さて、本日は とっても嬉しい 『モノ』 が届きました。

お引渡しの完了した 施主様 からの頂き物です。

鳥取和牛!

我々が普段 BBQ で手配する スーパーの 特価『ペラペラ肉』 とは格がちがいます。

サシもたっぷりはいって とてもおいしそう!

うっしっしー。

 

Y様、ありがとう ございます!  モー 感激です!

みんなでおいしく いただこうと思います。

さてさて、鳥取和牛 も嬉しいのですが、もっと嬉しい 『モノ』 が実はもう 一つ・・・。

それは、同封された 『施主様からの手紙』 です。

うるうる・・・。

この手紙には 念願の 『木の家』 での生活がスタートしたことへの喜びと、

恐れ多くも わたしたちスタッフにたいしまして、心のこもった謝意が綴られておりました。

 

スタッフ一同、ありがたく拝見いたしましたが、我々 零細工務店にとりまして

何よりも変えがたい  『明日への活力』  をいただきました。

まさに、工務店冥利に尽きるといいますか、何ともありがたいお言葉 誠にありがとうございます。

こうゆう瞬間というか、お施主様より 『ありがとう』 の言葉をいただいたとき、ほんと

『頑張ってよかったな』 とか 『出会えてよかったな』 と素直に思えます。

これをまた 今後の心の糧とし、益々の精進へと邁進して参りたい次第であります。

Y様、 こちらこそ 『ありがとうございました。』

(お手紙はスタッフルーム神棚の 宝物コーナー でしっかり保管いたします)

『木の家』 は無事竣工いたしましたが、これからが本当のお付き合いのスタートですよ。

『今後とも、末永いお付き合いの程、宜しくお願い致します。』 

木の住まいフェア 会議。

Category / (社)木造住宅推進協議会
2007 08.11 update

本日は、猛暑のなか、来る 9月8日(土)、9日(日)に県民文化会館で

行われる、 『木の住まいフェア』  の全体説明会と会議が行われました。

この 『木の住まいフェア』 は、弊社も所属いたしております、

『鳥取県木造住宅推進協議会』 が主催する年一回のイベントでございます。

なんと、わたくし 今年度から この 『鳥取県木造住宅推進協議会』 の

全県事業委員長の大役を仰せつかっておりまして、今回のフェア開催に

あたっての運営委員としても微力ながら尽力させていただいております。

そんなわけで、今日はこのイベントに協賛頂く各団体や、企業の皆さんに

お集まり頂き、イベントの概要と企画の説明等をさせていただいた次第です。

とても立派な会議場でした。

立派な会議場。

まずは、お茶と資料配り。

この段階で すでに 汗 ブルブル。

だんだん空調が効いてきて ひと段落。 ふー。

  

わたしの席。マイク付きの立派な席です。

マ、マイク付きです。

そんなこんなで 会議は無事終了。

総勢 30人 くらいお集まりいただきました。

皆さん ご多忙のところ ありがとうございました。

何とかこのイベント、成功させたいものです。

チラシできました。

ちなみにこのイベント、 『県産材を使って家を建てよう』 だけではなく、

古い住宅にお住まいの方への 『耐震診断』 も受付を行う予定としております。

ご自身のお宅が地震に耐えうるかどうかご心配の方、お気軽に覗いてみてください。

また、ちいさなお子様を対象としたゲームやクイズ、木工教室も開催いたします。

残暑厳しい頃となりますが、9月8日(土)、9日(日)、県民文化会館へ

お立ち寄り下さいませ。

H邸。地鎮祭 厳かに行われました!

Category / 家のこと
2007 08.06 update

鳥取県 八頭町 H邸の地鎮祭を行いました。

 

約200坪の敷地の真ん中に、切妻屋根の

『OMソーラー・縁側のある家』 が建ちます。

地鎮祭。

(ベビーカーも 参加。 長男 Y君 誕生の年、いよいよ着工です!)

このH様ご夫妻も 『OM マインド』 の良き理解者であり

熱心なサポーターでいらっしゃいます。

住まいの温熱環境を 最初っから、電気や灯油やガスに頼るのではなく、

先ずは 自然力 (太陽熱) を最大限に活用して その基本温熱環境をタダでもらい、

足らない分だけ 文明のちから を借りる。

・・・という 暮らし方。   実に、 シンプルスローライフ&エコロジー。 です。

そりゃ、はじめっから どんどん電気やガスや灯油を使ってピッチリと 『空調・温熱管理』 してしまえば

答えは 簡単ですが、それに迎合しないパッシブな 『選択』 をされるところに、施主様の 『考え』 があり、

『生き方』 があるように思います。

 

地球温暖化問題を背景に、家庭からのCO2排出量を削減し、その 『志』 を次代へと繋ぐ。

 

まさに  『暮らし方は生き方である』  ことを感じる次第であります。

H様ご夫妻もそうですが、OMソーラーのOB様の 『ちょっといい姿勢。』

もっと胸を張っていただいてよろしいかと 思います。

ずーと お手伝いいたしますので。

デスクワーク と・・。

Category / 会社
2007 08.05 update

外はとっても いい天気で 暑い 暑い。

スタッフルームの内部も  熱い 熱い。

といっても、ちゃんと冷房は効いていますが、今日は朝から

『熱い』 検討が続いています。

これから はじまる現場の 建築確認申請書類の作成と、構造躯体の

最終寸法の 『ミリ』 単位にわたる確認作業。

コンプライアンスの遵守徹底・検討 はもちろんですが、実際に出来上がる

『木の家』 を 『デザイン』 の観点からも追求するため、立体3次元パース、

模型、PC等 を駆使し、あらゆる角度から 検討を重ねていきます。

もちろん ちゃんと私も参加していますよ。 

し、真剣な まなざし。

しーーん。
このような作業を経て、木の家づくりは いよいよスタートしていきますが、

みんなが ひとつひとつの ライン や 光 または 影 の意味を共有
することで、その 『木箱』 のコンセプトを理解し、その後くりひろげられるであろう

施主様の生活を想像することが大事なんだとおもっています。

そんなこんなで 『ついのすみか』 の製作は進んでいきますが、

わたしは ちょっと失礼して、クロス職人のS氏と 昼ごはん へ。

メニューは やはり・・・・・。

で、でたー。魚の王様。

すこし、ぽっちゃりとした 魚の王様 『さんま』 です。

S氏は 『さば』 でした。

『さんま』 にするよう 力説しましたが、・・・ 無言でした・・・。

これから秋に向けて きっと解かることでしょう。

わたしは 年中 解かっていますが・・・。   

メンテナンス。下見。

Category / メンテナンス
2007 08.03 update

約10年前に当社が設計・施工した和風住宅。Y邸。

そろそろ1回目外部定期メンテナンスの時期を迎えます。

そろそろ外壁など化粧直しの必要性は? と思いきや

まったく 問題なし。

外壁の杉板も漆喰もまだまだ現役バリバリのようで、

『何しに来たの?』 と言わんばかりの しっかり具合。

やはり、天然素材の持つ 『ちから』 にあらためて脱帽。

呼吸するって ことは やはり重要なのですね。

玄関門構えも、微動だにせず。

びしーん。

そういえばこのY邸、当時 棟梁にたのんで 玄関の 『蛙又』 に

家紋を彫ってもらったのを 思い出しました。

今も同じ位置にしっかりとすわり、ゆっくりと時をきざんでおります。

かえるまた。

棟梁には面倒をかけましたが、10年のときを経て、 『手しごと』 のみえる

仕事の重要性も これまた あらためて痛感した次第です。

この棟梁、現在は  『OMソーラー・叶の家』  で奮戦中!

これからも  『職人の息吹ある仕事』  よろしくおねがいします。

 

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