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ARCHIVE 家のこと

暖と灯り。

Category / 家のこと
2013 12.10 update

この時期、薪ストーブの魔力を痛感いたします。
冬の到来まではただのオブジェなのですが・・。

事務所の薪ストーブ。 ドブレ。
操作というほどの煩わしさはないが、火を操る作業が
なんだか楽しい。
着火後しばらく眺めていることが多くなる。
照明をやや落として眺める炎も これまたイイのであります。

そこに吹く風。

Category / 家のこと
2011 04.26 update

夕刻の弊社モデルハウス  『OMソーラー・湯川の家。』

何の変哲もない真南・正面の建物の姿と植栽でありますが、よーく見ると南のシンボルツリー、

イロハモミジの枝葉が西方面に傾く・・・。  もちろん無風・・・。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-イロハモミジ。
なーんだか葉っぱと枝が西へ傾く・・・。

それもそのはず、ここ鳥取の地は、 気象庁・アメダス風配図からも明らかなように、1年を通じて

東南東の風が風速・頻度ともに大なのであります。

ですので、風通しの良い場所に植えてある植栽の枝や葉っぱをみますと、そこに吹く風が

よくわかるというもの。 もちろん家を設計する場合はこの風を強く意識し、うまく利用したい

(東から採風し、西へ排風) のですが、植栽の葉っぱまではコントロール出来ず・・・。

なるほどイロハモミジもこの場所に順応し、たてもの周辺環境の一員として、この地にすっくと

そして懸命に立っている訳でありまして・・・。

更地にポツンと立っている樹木などにも、ちょいと注意を払って観察してやりますと、方角は

もちろんのこと、 『 ♪こっちの風がつーよいよ・・・。』  などと、教えてくれているよう・・・。

こーんな感じで、昔からそこにある木や、何の変哲もない草花でもじつは 『こうするといいよ。』 

などと ちゃーんとアプローチしてくれているのであります。

壁のこと。

Category / 家のこと
2010 11.03 update

『OMソーラー・杜の家』

外壁の下地工事がほぼ終了し、工程はこれから外部の左官工事に入ろうとしています。

外部はそとん壁(白・塗り壁)と、板貼りにて仕上げて参りますが、先ずはそとん壁専用の下地モルタルを

仕上げておかなくてはなりません。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-壁下地と通気層。
そとん壁モルタル下地前の板貼り&通気措置。

最近はとかくサイディング材なるものを多用した建築が全盛ですが、やはり外部はキチンと塗り壁で

仕上げたいものです。 手間と工期はかかるんですが、経年経過の美しさ、天然モノならではの存在感と

素材感、はたまた職人による手仕事の質感・・・などなど、工業製品の外壁材(サイディング)ではなんとも

表現・再現しがたい テクスチュア がそこにはあるのです。

耐久性についてもやはり塗り壁、板貼り、などの天然モノのほうが断然強い!

個人的な長年の研究より端的に申しますと・・・、

『素材そのモノ自体が呼吸できる材料は長生きし、呼吸することができない材料は短命・・・。』 

つまるところ、素材自体が呼吸できない工業製品系の材料は、製造工場出荷時、若しくは材料の梱包を

解いたときが最高の状態でして、見事なまでのツルツルピカピカ。 いやはや当初の見た目もとても綺麗で、

石目調、タイル調などのバリエーションもすこぶる豊富ときたもんだ・・・。

初期撥水性にも優れ、なかにはセルフクリーニング機能までも施してある・・・。さらに工事もあっという間の

施工で終了、工期もぐぐっと短縮できて・・・。 まさに現代日本の住宅用外壁材の決定版といった感じでして

この20年、あれよと言う間に街中を、住宅街を、はたまた中山間地までも席巻した次第・・・。 

 

でも、なんだかおかしいぞ、と思う訳であります。

サイディングなど工業製品系の材料の特徴として、その耐久性能や耐候性能のほとんど全てを表面の

塗装膜に頼っているのが現状でして、瑕疵担保保険の背景からも、なんとか10年耐える表面強度を確保

することが製造メーカーの最重要課題となっている感があり、長期にわたってローンを支払う身にとっては、

10年はいいけど、その先はどうなんだろう・・と思ってしまう・・・。 

はたまた、1Fはどんなサイディングの柄にして、どんなふうに見せようか・・2Fはどんな模様に・・・などと

考えたり、選んだりすることが、本来の 『家をつくっていく』 ということと ついついなんだか置き換えられて

しまってはいないか・・・、などと考えたりもするのです。 

やはり、もっと前段階、使用素材選定からの検討を、そして外部は塗り壁、板貼りなどの自然素材

(呼吸素材)で仕上げたいものです。   築20年~25年くらいの外部改修工事現場などちょくちょく

見かけますが、やはり頼みのサイディング塗膜面は見る影も無し・・・。

撥水性に富んだ材料のはずなのに、塗膜面が無くなってしまってからは、雨水、湿気などを吸いっぱなしで、

つまるところ全面張り替えの憂き目に・・・。

自然素材でつくりましょう。

OMソーラー湯川の家・上棟。

Category / 家のこと
2009 09.15 update

ついに本日、『OMソーラー・湯川の家』 上棟!

9月とはいえ なかなか暑い・・・。

AM 5:30 に起床。   AM 8:00 から上棟開始。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-上棟。
屋根架構の様子。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-矢切り部。
5寸勾配屋根なので 気を付けて・・・。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-登り梁。」
登り梁の軒先側。 こんな感じで納まります。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-屋根断熱。
屋根断熱。 長期優良住宅仕様なので温熱等級は4。

高性能フェノール断熱材の敷き込み。 ホイホイ。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-屋根遮熱。
さらに屋根遮熱も。

明日からはOM工事がスタートします。

設計コンペ、当選!

Category / 家のこと
2009 06.24 update

実は、今月の1日から12日までの約2週間の期間に、鳥取開発公社さんの募集する設計コンペが

実施されておりました。

旧鹿野町(現在は鳥取市)湯川団地に計7棟のモデル住宅を建築するというもの。

いくつかのお題コンセプトをクリアすれば、設計は自由。 敷地についても7区画のうち好きな所を

選んでもOKとのこと。

ふむふむということで、わたしも参加してみましたところ、大変ありがたいことに 『採択』 との通知

をいただきました!  (南向き・角地をゲット!)

早速、本日は、採択者合同説明会なるものに出席させていただき、詳細のご説明を受けてきましたが、

なんと、7棟の枠に対し、33件もの応募があった模様・・・。  とほほ・・ ありがとうございます。 

今年の年末には完成予定ですが、構造・完成見学会等も予定されているようです。

OMソーラーを搭載した鳥取型環境共生住宅・湯川の家。   ご期待ください。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-設計図。
工程表、見積もり書などとあわせ、設計図とコンセプトをA3用紙2枚に表現せよ、とのこと。

時間的に、なかなかきびしかった・・・。 

S か M か?

Category / 家のこと
2009 05.12 update

 

冒頭から刺激的なタイトルですいません・・・。 

本日は、当ブログ管理者である わたしに内在する秘密の一面をついに吐露いたします・・・。

わたしは常日頃から 自分は、『S』 なのか 『M』 なのかを考えています。    

そして、やはりいつも 『M』 であるとの結論に至ります。  ムフフ・・・。  

   

ここだけを聞くと、四十路のおじさん・・・『やばいぞっ』 って感じですが、・・・・・・・  本当です。   

 

わたしの言う 『S』 は SALE。  つまり、 売る。

         『M』 は MAKE。 つまり、 つくる。          (期待した方、すいませんね。) 

                                    

永らく、この業界に携わり、工務店業を生業としておりますと、ちょくちょくこの S 対 M の構図に出くわします。

『S』 の得意なお店、『M』 に秀でたお店。 いろいろあってしかるべきですが、昨今の業界動向をみるにつけ、

しっかりとした 『M』 の裏付けがないままの 『S』 先行型がずいぶんと多くなったように見受けられます。

これには、いくばくかの警鐘を鳴らさねばなりません。

『食』 の安全性や信頼性を問うニュースを耳にするようになって久しいですが、残念ながら 『住』 に関しても

消費者の信頼を損なう話題に事欠かないのが現状ではないでしょうか。  

”経済モノサシ” のみで現在を生き、未来を計ろうとするならば、なるほど 『S』 先行型に傾倒せざるを得ないの

も頷けますが、我々供給側の立場の者の考え方として 果してその”経済モノサシ”一辺倒で良いのでしょうか。

やはり、ものづくりに携わる者の使命として、まずはしっかりとした 『M』 (Make) を担保し、それを大前提として

の商品であり、『S』 (Sale) であるべきであろうと思います。もちろんその大前提である 『M』 の構成のなかには

造り方、造り手の資質、素材のトレーサビリティ、並びに クオリティ、その管理等も必須要項であるのはいうまで

でもありません。

やはり、わたし達 工務店は れっきとした 『M』 でなければならず、ものづくりの”モノサシ”をしっかりと持って

襟を正し、ときには自らをも律する姿勢が必要なんだろうと強く意識しています。

ニワトリが先か、卵が先かの議論ではないですが、こと この木の家づくりに関しては、絶対的に 『M』 が先行

すべきであろうと思っています。

『M』 系のみなさまにご支持いただける会社になるべく、今後も精進して参ります!

本日は、ひとり言を ポツリ・・・・・。

 

謹賀新年!

Category / 家のこと
2009 01.05 update

 新年あけましておめでとうございます 

昨年も多くの方々にご愛顧・ご支援いただき、充実した一年を過ごすことができました。

誠にありがとうございました。

本年もより一層の精進に邁進し、『まじめな木の家。』 づくりを追求してまいります。

何卒、宜しくお願いもうしあげます。

さて、ちょっと偉そうに、年頭のごあいさつ、並びに 2009・建販の決意表明を少々・・・。

昨年来より日本のみならず世界を震撼させておりますこの一大不況下で、私たちを取り巻く様々な環境も、いま

 

大きな転換期を迎えようとしています。 少子高齢化に伴う住宅需要そのものの減少化は否めないにしても、

それを上回るスピードでの熟練技術者の減少、森林産業の衰退、住宅供給側のモラル低下など あまり喜ばしく

ない事象の表面化が顕著となってきています。   こんな時代に誰がしたっ!  なんて憤ってもしょうがない

ですが、私たち 『木の家』 供給サイドは何をしなくちゃいけないのでしょうか・・・。

2009年の建販は、・・・・やっぱり例年通り、以下にこだわり続けます!

○ 県産材をフルに使った 『まじめな木の家。』 をつくります。 

 

  (鳥取には良質な木がいっぱい! 含水率とグレードには引き続きこだわります。)

 

○ 地球と家計にやさしいエコロジーな家をつくります。

  (OMソーラーを基軸とした室内温熱環境、空気環境には引き続きこだわります。)

○ 鳥取の風土に合った家をつくります。

  (深い軒の出、真壁、板壁・白壁など、ほのかな和デザインの意匠追求には引き続きこだわります。)

○ 10棟入魂 体制で家をつくります。

  (年間施工棟数はMAX10棟マデ。同時施工はMAX3棟マデ。この体制には引き続きこだわります。)

○ ㈱建販 施工のOB様の家を守ります。

  (お施主様、OB様あっての弊社です。定期点検を含めた『家守り徹底体制』には引き続きこだわります。)

上記、5項目を引き続きメインテーマに掲げ、今年も頑張ってまいりたいと思います!

建販の 『まじめな木の家。』  ついのすみか。

本年も何卒よろしくお願いもうしあげます!  

ちなみに・・・

 
社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-出雲大社。
 

出雲大社へ初詣に行ってきました!        だから、何・・・。

あたりまえですが・・・。

Category / 家のこと
2008 09.20 update

あたりまえですが・・・。

これからスタートする  『OMソーラー・丸山の家』  基礎出来型をチェックします。

基礎の幅、高さ、天端レベル、そして あたりまえですが・・・  図面どおりであるかかどうか・・・・・。

よし。

以前、・・・といっても 相当むかしの話ですが、わたしがまだ某社で修行中のころ・・・・・・、

やってしまった!   基礎の大間違い! 

  

土台が通る直下に基礎が無い・・・・!  ・・・・! えっ・・・。

その時は、基礎やり直しにより事なきを得ましたが、 血が凍るような恐ろしさを体験・・・。

それ以来、基礎の出来型、精度にはかなりの神経を使うようになり、必ず 入念にチェック!

よし、よし。

【 基礎工事・現場管理の心得 】

 

  ○  場数を踏めば踏むほど落とし穴が待っています。

  ○  なめてかかるとかなり痛い目にあいます。

  ○  暑くても寒くても必ず事前チェックをおこないましょう。

  ○  チェックの前日は暴飲暴食を避け、23:00 までには寝るようにしましょう。

  ○  現場に着いたら2~3回深呼吸をし、なるべく心の平静を維持しましょう。

  ○  チェックするのは自分ではなく 『国交省の役人なのだ』 と自己暗示をかけましょう。

 上棟前の基礎のチェック、 大事なんです。

 ほんと、すべての 『基礎』 なんですから。

H邸。地鎮祭 厳かに行われました!

Category / 家のこと
2007 08.06 update

鳥取県 八頭町 H邸の地鎮祭を行いました。

 

約200坪の敷地の真ん中に、切妻屋根の

『OMソーラー・縁側のある家』 が建ちます。

地鎮祭。

(ベビーカーも 参加。 長男 Y君 誕生の年、いよいよ着工です!)

このH様ご夫妻も 『OM マインド』 の良き理解者であり

熱心なサポーターでいらっしゃいます。

住まいの温熱環境を 最初っから、電気や灯油やガスに頼るのではなく、

先ずは 自然力 (太陽熱) を最大限に活用して その基本温熱環境をタダでもらい、

足らない分だけ 文明のちから を借りる。

・・・という 暮らし方。   実に、 シンプルスローライフ&エコロジー。 です。

そりゃ、はじめっから どんどん電気やガスや灯油を使ってピッチリと 『空調・温熱管理』 してしまえば

答えは 簡単ですが、それに迎合しないパッシブな 『選択』 をされるところに、施主様の 『考え』 があり、

『生き方』 があるように思います。

 

地球温暖化問題を背景に、家庭からのCO2排出量を削減し、その 『志』 を次代へと繋ぐ。

 

まさに  『暮らし方は生き方である』  ことを感じる次第であります。

H様ご夫妻もそうですが、OMソーラーのOB様の 『ちょっといい姿勢。』

もっと胸を張っていただいてよろしいかと 思います。

ずーと お手伝いいたしますので。

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