CLOSE
建販公式Instagram

BLOG index

ARCHIVE 2022年12月

太陽熱の恩恵。

Category / ブログ
2022 12.23 update

晴天なり。 OMソーラー・モニター事務所棟OMソーラーのモニタ画面。

 

本日は晴天なれども外気温はめちゃめちゃ低くて、お昼を過ぎても外気温5℃・・。ところが良いお天気なのでのOMソーラー太陽集熱パネルが稼働し、事務所内は無暖房なのに23℃という上々のスコア。電気を一切使用せずに 太陽熱だけでこの数値はホントとってもありがたい限りです。年末の真冬でありながら春の暖かさをランニングコストゼロで体感できるのであります。さらに設定室温度に達すると 今度はお湯をつくってくれるという優れもの。電気料金高騰の昨今、太陽熱利用のOMソーラーは にわかに注目を集めているのであります!

 

 

開口部の考察。

Category / ブログ
2022 12.04 update

S邸リビング・ダイニング。先週お引き渡しのSさま邸:左官職人による塗り壁材と木のみで設えた静謐な空間

 

 

市街地にありながらも閑静な住宅街区にこの12月完成したSさま邸。長らくの工事にお付き合い頂き誠にありがとうございました。このお宅のリビングは正面に大型の木製引き込み戸を配し、限定的且つ印象的な光源としながら その他の壁はちいさな開口部としています。光源に対してあまりに大きい開口部をつくると 陽光の入射により室内が明るいのはいいのですが、そのぶんコールドドラフトという現象を招きやすく、暖房室温としては充分なはずなのに窓近くがすこぶる寒いという状況が起きてしまいます。室内といえどもじつは微気候が発生しておりまして 暖かい空気は必ず冷たい面に対し気流となって移動することから その「気流」を感じることで寒い、となる訳です。そうならないように全館空調の暖房床吹き出しスリットを開口部の床面に配し、言わば逆流の形で温風を吹き出すように計画するのですが、あまりに開口部が大きい場合には このコールドドラフト現象が防ぎきれない状態となりますので大開口部の連続計画の場合は注意が必要です。一方で開口部にはダイレクトゲインという 陽光の入射で室内インフィルを温める(蓄熱)という効果もありますので 適切な開口面積と入射方位によっては有効に作用いたします。いずれにしましても開口部(窓)の計画では温熱的な事前シミュレーションでよく考察した上での施工が肝要なのであります。

 

12月 お引き渡し。

Category / ブログ
2022 12.02 update

公園通りのお店といえ。「公園通りのお店といえ」アプローチ。

 

師走ともなりますと夏季に上棟させていただいた案件が順次お引き渡しとなって参ります。やはり心情と致しましては”年内に入居したい”・・・。解ります。よく解りますので本日は薪ストーブ点火式を兼ねましてのお引き渡しと相成った次第。手前がお店でその奥が住居となっているシンプルな居宅でありますが 定番のそとん壁とこれまた定番の米杉柾目板にて構成されています。住居部分の板はUVカット&グレージュ色に化粧されまして なんとなくではありますがお店との離隔と共棲を図っているという目論見です。アプローチ廻りの植栽は冬季ということもあって少し寂しげではありますが翌春にはきっと眩い新緑の芽吹きを見せてくれるものと思っております。ひとまずはあったかい新居でごゆるりとお過ごしいただければと思う次第です。

薪ストーブ。

ストーブはデンマークの HETA : NORN(オーブン一体)。

 

ARCHIVES

▼さらに表示する
PAGETOP