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ARCHIVE 2009年11月

『OM・小さな家』

Category / 物件紹介
2009 11.25 update

今、クライアント様がご検討中のプラン。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-模型。
コンパクトながらもOMを搭載した環境共生住宅の優等生。 CASBEE A ランク評価の家。

南西面からの角度。 まずは模型を作って私も検討します。

大きな屋根を持つ得意の登り梁工法。  これまた長期優良住宅仕様の家です。

延べ床面積28坪足らずの 『小さな家』 ではありますが、そのスペック、省エネ性、侮るなかれ。

さて、現在はこの模型を使って、最終段階の外観ライン・採光・採風・排風チェック、検討を実施中ですが、

今度は 年間を通しての 『OM室内温熱環境シミュレーション』 を作成します。

来年の今頃、朝の室内温度は何度あるのか? はたまたCO2の年間削減量は何Kg? などなど、

建築する事前段階からキッチリと予測可能なシミュレーションノートをつくり提出しますが、そのまえに

この家の様々な要件をソフト入力しなければなりません。

床面積、窓開口部面積、サッシュ性能、硝子の性能、断熱材のレベル・厚さ、 etc・・・。

約2時間ばかし、計算したり、解析ソフトに入力したりしますと、シミュレーションデータが  じゃーん!

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-データ。
社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-de
社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-データ

その家のバックデータに則した忠実なる予測ノート約20ページの完成。

さてこのお宅、なんと年間に 216kgーC (50年生の杉の木 57本分) のCO2排出量を削減!

自分サイズな 『小さな家』 。  実はエコロジーの原点かもしれません。

キャンプファイヤー。

Category / 仲間たち
2009 11.19 update

だんだんと寒くなってまいりますと、弊社ではこのような光景が見られるようになります。

仕事を終えた大工さん、スタッフが集合し、焚火を囲んでミーティングという名のバーベキュー。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-あーだ。こーだ。
すでに焼き物は無く、討論へ?・・・。

スタッフルーム内での施工打ち合わせ、詳細納まり打ち合わせ、工程打ち合わせ等はもちろんありますが

たまにはこういうカタチも有りでしょう。   もちろんちょいと一杯入ったりして・・・。(帰宅時はタクシーです!)

普段、現場で接する会話と違って、実にユニークで個性ある発言などが飛び出したり、個々の考えや思いの

擦り合わせ、ときには相違などが浮き彫りに・・・。

しかしながら、こういう時間をみんなで共有することで、自己の立ち位置や互いの認識、さらには意識の

共有が図られるのだろうと思っています。   ひとつのチームとして仕事をするうえで、実に大切なこと。

こんな感じで今日も建販の確固たるチームワークは形成されていきます!

頑張れ、太陽熱。

Category / メンテナンス
2009 11.14 update

築35年の屋根の上に据わり続ける、 某お宅の太陽熱利用温水器。

屋根に水をくみ上げて太陽熱で沸かすタイプ。 

かなり古くてメーカーも判りませんが、ここ近年お湯が沸かなくなってしまい もう捨てようか・・・との事。

いやいや捨てる前にちょっと診てみましょう。 ということで 頼れる若き?設備屋Y氏と屋根に・・・。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-温水器修理。

屋根上のタンクの蓋を開けてみますと、これはこれは、何と かなりの熱湯がたっぷりと沸いておりまして、

使われるのを今か今かと待っている状態でした。  お湯はきっちりと初冬の太陽熱でも沸いています。

それではなぜお湯が出ないのでしょう。

原因は、このパイプに有り!

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-ゴムパイプ劣化。

長年の使用と熱による劣化なのか 熱湯タンクから送り配管までの経路を担うゴムパイプがブヨブヨに・・。

亀裂が入り、タンク内で漏水。 これではいくらいいお湯が沸いても送り配管までお湯が届かない訳です。

黒い部分はタンク内で浮かぶブイ(浮きの役目)。 こちらは問題ありません。

さて、この見るも無残なゴムパイプ、その容姿から 二人で 『クラゲロン。』 と名付けましたが、この部分

(長さ30センチほどのゴム配管) のみの交換で見事に復旧いたしました!

念のため、タンク内のお湯を全部入れ替えてタンク内清掃。 新しい水の導入直後から、みるみるお湯に

変化していきます。    やった! これで今日からまた太陽のお風呂に入れますね!

かなり古いタイプの太陽熱利用温水器でしたが、くたびれているとすればほんとにシンプル

な故障が原因なのでは?  ぜひ直して使ってやって下さい。

太陽熱を熱としてそのまま利用することは、熱のロスも極めて少なく、何の変換技術も要しません。

自然エネルギー利用として実にシンプルで、ゆえに構造もシンプルそのもの。

ピカピカの新技術ではまったくありませんが、この太陽熱利用、実にパッシブな直球勝負の実力派なんです。

がんばれ、太陽熱。

『真木の家・上棟』

Category / 物件紹介
2009 11.10 update

長期優良住宅・『OMソーラー・真木の家』 上棟。

閑静&情緒ある住宅街の一角に またひとつOMの家が誕生します。

『真木の家』 。 その名の命名はお施主さま(奥さま)ですが、名の由来は・・・・・。

遠く遡ること1千数百年前の書物、『古事記』や『万葉集』に登場する『真木』(まき)なのだそう・・・。

建築用材としての大木から採りだされる一枚ものの無垢材を意味するようですが、当時は家の品格のようなもの

を表すひとつの普請の目安というような意味もあったのだろうか・・・。

とにかく、ずいぶんといいネーミングをつけて頂きましてありがとうございます。  名に恥じぬよう・・・・

が、がんばります。

AM 11:00

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-上棟
西面の桁がかかる。

PM:400

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-上棟
東面の屋根架構が終わる。

吹き抜け。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-古材登場。
OMの集熱屋根下の吹き抜けには養生された古材が架かる。

OMソーラー真木の家。 また進捗報告いたします。

日本の城シリーズ。

Category / 歴史シリーズ。
2009 11.08 update

久々にでました。 日本の名城探訪シリーズ その3 か 4・・・。

福知山市中心部にそびえる福知山城。

遊びにいったのではありませんが、来春の居宅新築工事の打ち合わせを兼ねてお施主様の現在居住地

福知山へ。 鳥取から車で2時間30分。 近いもんです。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-福知山城。
じゃーん。 そんなに豪華ではないが質素なスタイリングと佇まいはクロウト好みの城か・・。

個人的には好き・・?

福知山城といえば、すぐさま明智光秀が連想されますが、実は光秀による丹波平定後に、以前よりこの地に

あった横山城を改修・築城・そして改名し福知山城となったらしい・・・。 (にわか学習による)

しかし、現在のこの雄姿は もちろん当時のものではなく現代になってからのRC造なのだそうです。

とはいえ、この福知山城、当時の寺社仏閣などに使用された石を再利用して組まれた石垣は有名で、

確かにいろんな形や記号・文字入りの石材によって構築された様がいたるところに見受けられます。

ふーむ。なるほど・・・。    石垣を見ますと・・・・・。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-人は城。人は石垣。
はい。 わかりました。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-さかな。
大きな さかな。  屋根の鯱鉾らしい。

仕事上での研修や勉強会、会合・打ち合わせなどで各地を訪れた際、実はこういった史跡をちょくちょくと

探索したりしております。 文献等での 『知っている』 と、 実際に現地を訪れての 『知っている』 とでは

やはり空気感というか何というか、身体のなかに浸みこんでくるような体感を伴う感覚が全く違います。

史跡・景勝地・名所などと呼ばれる場所に人々が一目見ようと集まるのはこのためかもしれませんが、

こうして自身の 『知っている』 を構築していくことも あながち時間の浪費ではないように思います。

 

今度はどんな歴史シリーズが・・・。

また城か・・・。  はたまた・・・。

構造計算勉強会。

Category / 上方町家
2009 11.06 update

上方町家の会。 今回の定例会は京都で木構造計算の勉強会を実施。

講師は 『住暮楽』 高田氏!

計算ソフトを駆使して なかなかビジュアル的にとらえにくい木構造の力の流れ・負荷を解析します。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-構造計算勉強会。

上方町家の会(5社)では施工物件のすべてに対して構造計算を実施していこうとの号令により

各社の実務作業者(設計)も真剣。  いつになく熱心にパソコンと向かいます。

かなり熱心な作業に あっという間に時間が過ぎ、恒例の懇親会へ。

場所は 『広沢の池』 ほとりにある料理屋さん。  日はとっぷりと暮れてしまい 絶景なる眺望を眺めつつ・・・

とはいきませんでしたが、一室は いつものとおり熱い展開に。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-懇親会。
熱い討議が続く・・・。

みなさん御苦労さまでした。

古材問屋へ。

Category / 木のこと
2009 11.01 update

本日は古材問屋にみんなで訪問。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-古材。

いろんな古材がたくさんあります。 購入材料をチョイス後、おもしろいものを発見。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-レコード再生機。
レコードプレイヤー。  いや、レコード再生機か・・・。  レコードは・・・。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-高峰三枝子
高峰三枝子。 ひまわりの花。    し、知りません。

これはすごい。      

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-箪笥階段。
箪笥階段。 みごと。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-いろいろ。
あるわ、あるわ 宝の山。 欄間に古建具、長持ち、椅子などなど。

しばし いろんなモノを物色し勉強を。

古き良き材料や道具や調度品の数々・・・。 先代の人々の息吹を感じます。

現代の建築空間にも是非活かしたいもの。

しばらく勉強してみたいと思います。

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