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社長のまじめな木の家ブログ

S か M か?

 

冒頭から刺激的なタイトルですいません・・・。 

本日は、当ブログ管理者である わたしに内在する秘密の一面をついに吐露いたします・・・。

わたしは常日頃から 自分は、『S』 なのか 『M』 なのかを考えています。    

そして、やはりいつも 『M』 であるとの結論に至ります。  ムフフ・・・。  

   

ここだけを聞くと、四十路のおじさん・・・『やばいぞっ』 って感じですが、・・・・・・・  本当です。   

 

わたしの言う 『S』 は SALE。  つまり、 売る。

         『M』 は MAKE。 つまり、 つくる。          (期待した方、すいませんね。) 

                                    

永らく、この業界に携わり、工務店業を生業としておりますと、ちょくちょくこの S 対 M の構図に出くわします。

『S』 の得意なお店、『M』 に秀でたお店。 いろいろあってしかるべきですが、昨今の業界動向をみるにつけ、

しっかりとした 『M』 の裏付けがないままの 『S』 先行型がずいぶんと多くなったように見受けられます。

これには、いくばくかの警鐘を鳴らさねばなりません。

『食』 の安全性や信頼性を問うニュースを耳にするようになって久しいですが、残念ながら 『住』 に関しても

消費者の信頼を損なう話題に事欠かないのが現状ではないでしょうか。  

”経済モノサシ” のみで現在を生き、未来を計ろうとするならば、なるほど 『S』 先行型に傾倒せざるを得ないの

も頷けますが、我々供給側の立場の者の考え方として 果してその”経済モノサシ”一辺倒で良いのでしょうか。

やはり、ものづくりに携わる者の使命として、まずはしっかりとした 『M』 (Make) を担保し、それを大前提として

の商品であり、『S』 (Sale) であるべきであろうと思います。もちろんその大前提である 『M』 の構成のなかには

造り方、造り手の資質、素材のトレーサビリティ、並びに クオリティ、その管理等も必須要項であるのはいうまで

でもありません。

やはり、わたし達 工務店は れっきとした 『M』 でなければならず、ものづくりの”モノサシ”をしっかりと持って

襟を正し、ときには自らをも律する姿勢が必要なんだろうと強く意識しています。

ニワトリが先か、卵が先かの議論ではないですが、こと この木の家づくりに関しては、絶対的に 『M』 が先行

すべきであろうと思っています。

『M』 系のみなさまにご支持いただける会社になるべく、今後も精進して参ります!

本日は、ひとり言を ポツリ・・・・・。

 

Profile

山内智晃

YAMAUCHITomoaki

代表取締役