『OM・小さな家』
今、クライアント様がご検討中のプラン。
コンパクトながらもOMを搭載した環境共生住宅の優等生。 CASBEE A ランク評価の家。
南西面からの角度。 まずは模型を作って私も検討します。
大きな屋根を持つ得意の登り梁工法。 これまた長期優良住宅仕様の家です。
延べ床面積28坪足らずの 『小さな家』 ではありますが、そのスペック、省エネ性、侮るなかれ。
さて、現在はこの模型を使って、最終段階の外観ライン・採光・採風・排風チェック、検討を実施中ですが、
今度は 年間を通しての 『OM室内温熱環境シミュレーション』 を作成します。
来年の今頃、朝の室内温度は何度あるのか? はたまたCO2の年間削減量は何Kg? などなど、
建築する事前段階からキッチリと予測可能なシミュレーションノートをつくり提出しますが、そのまえに
この家の様々な要件をソフト入力しなければなりません。
床面積、窓開口部面積、サッシュ性能、硝子の性能、断熱材のレベル・厚さ、 etc・・・。
約2時間ばかし、計算したり、解析ソフトに入力したりしますと、シミュレーションデータが じゃーん!
その家のバックデータに則した忠実なる予測ノート約20ページの完成。
さてこのお宅、なんと年間に 216kgーC (50年生の杉の木 57本分) のCO2排出量を削減!
自分サイズな 『小さな家』 。 実はエコロジーの原点かもしれません。
Profile
山内智晃
YAMAUCHITomoaki
代表取締役