伝授!
秘伝を伝授・・・などと、大げさなことではありませんが
弊社がいつも行なっている智頭杉構造材の材料検査なるものを
勉強したい、とのことで 京都から上方町家のメンバー、住暮楽さんが
はるばる智頭までいらっしゃいました。
待ち合わせはいつものコンビニで、時間も いつもの13:00で・・・。
智頭と言えば、杉。
良質なる杉の原木ストックから乾燥、製材、加工までの一貫の供給体制
が整備されている。が、造り手としての問題は、ここから・・・。
一本一本の含水率チェックに始まり、適材を選定し、適所に配置するという
眼と手と頭脳と、そして全数検査をこなすだけの強靭な体力が要求される・・
のである・・・。
はじまった、はじまった・・。
先ずは含水率数値による第一選定。
もちろん各自で持参した木材含水率測定機にてチェック。
そのデータをもとに材料の質を目視、検討、議論しながら等級別に選別。
なので、置き場所がどんどん拡大していく。
そう、この材料の移動作業と距離が明日の足腰に影響するのである。
材料それぞれの特性も吟味。
構造材現し(化粧)の建物では品質管理もさることながら、この杉の梁が
部屋空間のなかで どう見えて、どう魅せて、どう配列すべきか・・・
などの熟考が必須。
今回は 住暮楽より 洋介氏、峠原氏 が参加。
建販からは僕と田中君。
TOTAL 3時間に及ぶ選定作業を無事に終了。
皆さん、お疲れさまでございました!
Profile
山内智晃
YAMAUCHITomoaki
代表取締役