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社長のまじめな木の家ブログ

ミックス建具。

ほんとは、着工前にシッカリとデザインすべきなのですが、建具の意匠デザインについては、

やはり現場の進行に合わせてというか空間が出来上がっていく過程において考えることが多いです。

この建具は先日お引き渡しをした 『OMソーラー・真木の家』 の建具。

懐古エッセンスを注入した家を・・・とのクライアント様のご要望もあり、古民家の欄間を利用した例。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-杉板戸。

鳥取の杉をはめ込んだ建具。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-欄間利用。

もともとは古民家にあった欄間。 今度は建具の足元換気用に流用。

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-ひよこ。

取手には小鳥をモチーフにしたものを・・・。  ひよこの横向き。  だと思う。

ただ、毎日必ず動かすものなので、取手の取り付け位置による引く時の重芯バランスの変化や、

建具そのものの自重も留意すべきポイントです。 

玄関に比較的近い建具はやや重厚に、(重く) 水周りなどプライベートな動線上にくるものはやや軽快に、

(軽く) そして、空間構成の一員であることも意識しつつ・・・。  などなど。

木製建具をいろいろと考えていくと結構おもしろいもんです。

建具職人もいいなぁ・・・。

Profile

山内智晃

YAMAUCHITomoaki

代表取締役