毎日出ます。
弊社、木材加工場では 毎日 このようなプレーナーかけをした木のクズが出ます。
通称: おがくず。
住宅用木材 (柱、梁、タルキ、窓枠、根太、間柱、小幅板 etc ) 仕上げ加工場の宿命ですが、
この始末がなかなかメンドクサイ・・・。
集塵機装置で吸って、集積場に積もったおがくずをフレコンパック袋に詰め込み、『再処理場』 へ持込み搬入。
なかなかの重労働で専任者が必要です。
でも、木材をプレーナーかけ(表面削り)しない訳にもいかず・・・。
もちろん、乾燥工程にも不可欠な作業ですし、なんといっても削りから上がった材料の綺麗なこと!
思わずほおずりしたくなるような木肌が現れます!
ですから今日も頑張って削るわけですが、弊社の場合、心強いパートナーがバックアップしてくれています。
この 『おがくず』 を引き取って『再処理』 して頂ける牛の牧場農家さんがついているんです。
弊社の加工場からは外国産材の類がいっさい出ないため (県産杉・桧のみ!) ちょうど好都合なんだとか。
牛の寝床に敷きこみ、その後たい肥として利用されるんだそうです。
うちの 『おがくず』 、単なるゴミとして役目を終えず、また人様 (牛さま?) のお役に立っているようです。
これもひとつの 『地域循環学』 なんだろうと思いつつ、本日もプレーナーの音が響きます!
Profile
山内智晃
YAMAUCHITomoaki
代表取締役