材料検査。
本日は、構造材・材料検査!
プレカット加工前のとっても大事な工程です。
先ずは、乾燥終了木材の含水率チェックから。 もちろん全数検査。
わたしと現場監督・田中氏で一本一本チェックしていきます。
杉の構造材は乾燥テクニックが必要とされます。 材を割らないで、木材繊維を壊さないで、はたまた含水率・
20%を超えないで乾かす高度な技術が必要です。
この作業、さすがに一時間や二時間では終わらないので、途中 お昼にふたりでラーメンを食べにいきます・・・。
戻ってきて再開。
少しニヤニヤしているのと、目元のコジワがきになりますが、データは概ね合格ラインのようです。 よかった。
つづいては、構造材の番付け作業へ。
この作業は、家の どの部分にどの梁を使うのか、この部分にはこの梁が良いのでは? などと 木材を
ひとつひとつ品定めしながら使用位置を決定していきます。 材料をグレード分け後、木の目、目詰まり、背、腹、
などを吟味のうえおこないますが、 4メートルの材料を二人で積んだり、降ろしたり、寝かせてみたり・・・。
腕・肩・腰 がややおかしくなってきたところでようやく終了。
あとは材料へチョークで書き込み・マーキングしていきます。
この一連の作業、家まるまる一軒分となると なかなかの重労働ですが、やはり、クライアント様の大切なおうち
なので避けては通れません! 我々にもズッシリと 『責任』 の二文字が・・・。
構造材のチェック&選定作業が無事終了したことで、なんとか第一段階はクリア・・・というところですが、
まだまだ気は抜けません。 今後は造作材選定がひかえていますので・・。
本日は早めの就寝としたいものです。
Profile
山内智晃
YAMAUCHITomoaki
代表取締役