OMタッチパネル。
数日前の写真ではありますが、掲載を。
この写真を見て瞬時に判断できる方はもうプロフェッショナル・・・。
OBさまならば、ふんふんそうだね、とご理解できるでしょう。
もう少し大きく撮ればよかった・・・。
先ず、日付は12月17日金曜日。 時間は午後3時24分。 そろそろ夕方です。
このときの温熱的客観データは以下の通り。
___________________________________
天候: 一日中曇り
外気温:10℃ 屋根棟温度:29℃ 室温:19℃ お湯タンク温度:16℃
___________________________________
午後の3時半なので、OMの集熱ピークはとうに過ぎているにも関わらず、棟の温度は
まだ30℃近くありまして、床暖房として活躍中の図。 結果、外気温は10℃ なのに
室内は無暖房でも19℃ を確保しています。 また、朝は7℃ しかなかったお湯採り
タンク内の水が16℃ まで上昇しています。OMで得られた熱を、冬場はみなさん暖房の
ほうに優先利用しますので、このくらいが妥当なところでしょうか。
でも、7℃ の水を電気やガスで40℃まで加熱してお風呂に入るよりも、16℃ からの
加熱利用のほうがよりエコロジーなのは確か。
春~冬になるまでの間は、それこそ アッチッチなお湯をたっぷりとつくってくれますが、
現在のような冬場でも暖房利用を優先したあと、キッチリとお湯採りへまわってくれるのは
うれしいかぎりであります。 また、OMソーラーの特徴である冬場の太陽熱利用暖房
ですが、特筆すべきはその 『空気の質』 でありまして、新鮮な冷たい外気を屋根で温め、
常に採り入れながらの空気集熱型の床暖房なので、室内のCO2濃度(汚れ具合)を上昇
させずに、新鮮空気のままでの暖房が可能となっています。
石油ストーブ使用時などはもちろんですが、大勢のご家族が集まるリビングなどは、
それだけでCO2濃度は上昇していきますので、室内の古くなった空気と、常に大量換気を
行いながら採り入れ空気を温めるしくみのOM床暖房は、実は、フレッシュな室内空気環境
を維持するパッシブな仕掛けでもあるわけです。
このあたりの効能がむしろOMの真骨頂でして、これがそのまま住み心地へと直結する
わけであります。
OMソーラーの家。 空気の質についても、実はかなりの腕前なんです。
Profile