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社長のまじめな木の家ブログ

下地材も。

まじめな木の家のつくり方・・・。

基本中の基本として、構造部材に乾燥木材を使用するのはもちろんですが、弊社、

この掟は当然ながら下地材にも適用されます。

ところが、どっこい。 キチンと乾燥が行き届いた下地材を確保するのも、構造材同様、

なかなか困難を極めるのであります。まさに生産者モラルが問われるところでありますが、

木の家供給サイドの最終出荷者である私共は、 『だって、乾いた木材が売ってないん

だもーん』  なんて悠長な姿勢で済ます訳にはいかないのであります。 

未乾燥木材がもたらす危険性は、この項でも随分と申し上げておりますが、下地材とて

あなどるなかれ、充分なる乾燥が必要なのであります。

仮に、材料調達時点で未乾燥であるならば、最終工程である我々がなんとか食い止め

ねばならない・・。   

社長のまじめな木の家。ぶろぐ。-風を通して乾かす。

下地の杉板材。 入荷時点で乾いていないモノは桟を入れて風を通し、じっくり乾かす。

ホントは製材屋さん、材木屋さんの段階でキチンと品質向上に向けて努力してほしいもの・・。

構造材にしてもそうだが、この乾燥について、あまりに無頓着な業者さんがまだまだ多い。

このあたりが県外の製品との圧倒的な違いなのだと思う・・・。他県は随分レベルが高い・・。

県産材、モノ自体はすこぶる良質なだけに誠に残念でならないが、品質への追求姿勢

なくして、業界全体の明日はあるのだろうか・・・。

このあたり、なんとか今年も頑張りたいと思っております!  

 

Profile

山内智晃

YAMAUCHITomoaki

代表取締役