間隙を突く。
昨年末の回想録。
いくら冬とはいえ、太平洋側地域では有り得ない風景。
降雪の間隙を突き、そして 刻々と変わる冬の空模様と格闘しながら行う上棟。
そう、意を決しての、根性の冬の上棟なのであります!
年の瀬も押し迫った、昨年12月27日の光景。
手前の 『白』 は塩ではない。 もちろん雪である・・。
一度始めてしまえばなかなか途中で引き返せない上棟作業ではあるが、
せっかく乾燥させた木材を 今更気まぐれな冬の雪や雨にさらす訳にはいかない。
よって、20分おきくらいで刻々と変化する空模様と闘いながらの冬の上棟は
非常にドキドキするのである・・。
何とか1日で上棟作業を終え、屋根防水処理、年末養生を完了した当現場。
年末の最後の僕の仕事は、締め縄飾りを足場に取り付けて、穏やかなる年越しを祈願。
無事に年越し、お正月を迎えるに至ったのでありました。
ヤレヤレ・・・。
Profile
山内智晃
YAMAUCHITomoaki
代表取締役