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ARCHIVE 2021年

山荘の竣工。

Category / 物件紹介
2021 11.18 update

Kさま邸・山荘。山々の稜線と符合する Kさま邸・山荘。

 

 

山々の稜線が綺麗に映える季節となりましたが、この度竣工したこのお宅は小高い丘のような形状の とっておきの場所に建つ 言わば山荘のような居宅。このロケーション・立地をなんとか活かさねばと塾考いたしましたが 着工からはや半年が過ぎまして 2021年晩秋・ようやく竣工の運びとなった次第です。お施主様からはじめて建築の設計・打診を頂戴したのはなんと10年前・・。その後数年にわたる休憩を挟みながらも 今こうして無事に竣工を迎えることができましたこと、私自身 なかなか感慨深いものがあるのであります。悠々たるロケーションに身を委ね、ゆったりとした里山のスローライフをご堪能いただけましたら幸甚でございます!

 

眺望抜群のLDK。眺望抜群のLDK。

 

屋根にはOMソーラー搭載。屋根にはOMソーラー搭載。

 

竣工・カウントダウン。

Category / 物件紹介
2021 10.01 update

ストーブメインのLDKストーブの炎が格別のご馳走となることでしょう。 Fさま邸 LDK。

 

 

少し山間部の造成宅地にて進めておりましたFさま邸。竣工・お引き渡しが間近となりまして、本日はワクチンの副反応にもめげず内部の撮影を敢行致しました。なのでいつもと違って撮れ高が捗らず ショットの度にふぅふぅ・・。三脚を使って撮影すれば随分と楽なのでしょうが、なんとなく手抜き感が馴染めず いつものようにファインダーを覗きながら遊動するスタイル。設計のときに想起した画のポイントにたどり着いて体勢を維持(中腰スタイル)し、シャッターを切る2秒前くらいからレンズが曇らないよう呼吸を止めてショットします。なのでワクチン副反応下での撮影はなかなかの労働なのであります・・。さてさて現場内はお施主様チョイスのダイニングセットも配置され、あとは家の主人を待つだけとなっております。このFさま邸はTVはあくまでサブで、ストーブの炎による団欒がメインとなりそうです。団欒時に常にアニソンが響く我が家と違って なんとも羨ましい限りであります。

 

薪ストーブ。テレビよりも数段愉しい薪ストーブでの団欒。

 

 

夏もそろそろ終わり。

Category / 物件紹介
2021 09.12 update

Sさま邸。 この夏竣工のSさま邸を訪問。

 

夏場になりますと厄介者になってくるのが西側の開口部。午後からは斜めから容赦無く伸びてくる太陽の陽差しに悩まされるのが常でありますが、西側に下屋根を架けて日射遮蔽ゾーンをつくり、陽光を遮るのもひとつの手。このお宅では薪のストックヤードと物干しを兼ねたデッキテラスを設けてあるのですが どうやら外ダイニングとしても展開しておられる模様。そう、使い方に制約はございませんので Sさま流に存分にカスタマイズ使用いただきたいのであります。

 

 

Sさま邸・西のデッキテラス。愉しい夕べの集いが目に浮かぶようです。

 

FIN。

Category / 物件紹介
2021 06.13 update

Sさま邸・憩いの間。薪ストーブのあるSさま邸。 田植えが終わった田んぼの中に しなやかに完成。

 

 

市内やや山間部にこのたび竣工したSさま邸。辺縁を山河、そして田んぼに囲まれた ロケーションGOODな環境での木の家 完成です。温熱性能は言わずもがなHEAT20・G2グレードを楽々にクリアしたOMX搭載のゼロエネハウス。Mモジュールのおおらかな空間構成にて本日無事にお引き渡しとあいなりました。農地転用申請からのスタートということもあって長期に渡っての工事となりましたが これまでお施主様の多大なるご協力を頂きながらも本日は数々のお土産まで頂戴致し、まさに恐縮の極み。弊社ともどもこの家を末長くご愛顧下さいませ。

 

田んぼ ビュー。キッチンからの田んぼ View。

畳の居場所。

Category / ブログ
2021 05.13 update

Nさま邸・畳の間から。現代の家づくりの間取りから 畳の居場所を考察する (写真:Nさま邸)

 

 

人の居場所を考えるということ、その連続性から生まれる間取りの考察。ということは各空間の仕上げや設えもそれによって遊動し、翻弄されていきます。現代の住宅のなかで数寄屋感バリバリのキッチリ和室は極めて稀有な存在となり、ましてや二間続きの本格和室などは 近年ほぼほぼオーダーさえない状態ですが、(準備はしています・・)それでも日本人。やっぱり畳は捨て難いということで 辛うじて畳スペース、畳コーナーとして必須アイテム化し 間取り空間のなかでしっかりと存在しております。そんな畳の居場所でありますが、「欲しい」のは私も含め重々承知していても その適切な場所は?となると簡単にはいかないもの。いつも頭を悩ませるポイントなのではありますが、決め手はやはり「食べて、ちょっとゴロン・・」なのでしょうか。

Research。

Category / ブログ
2021 04.22 update

遺跡調査。手掘りにての掘り方 開始。

 

某日、ベタ基礎工事につき 掘り方開始・・。

という絵ではなくて なんと当該建築予定場所が遺跡の埋蔵箇所にドンピシャで該当するとのことでありまして 工事着工に先立っての行政による発掘調査の模様なのであります。この段階では掘れども土ばかりなのですが、この後やはり遺跡にヒットしたとのことでして住居跡と思しき複数のピットが確認されたとの調査報告があがって参りました・・。埋蔵遺跡の深度からの考察により 埋め戻し後の直接ベタ基礎OKとの指示を受け ひとまず安堵ではありましたが、非常に慎重且つ牛歩での掘り方の進行には 遺跡調査班のプロフェッショナル魂を感じたのでありました。それにしても太古の昔から居住用地として機能していた当該土地。今こうしてみると周囲の景色や山々の稜線などを眺めるにつけ なんだか感慨深いものがあるのであります。

木の家・木のキッチン。

Category / 物件紹介
2021 03.28 update

Iさま邸・キッチン竣工した Iさま邸・キッチン

 

農地転用から始まっての造成工事から 大変永きに渡って工事のおつきあいをいただいた Iさま邸。このほどようやく完成、そして無事にお引き渡しを終えました。木の家でありますので キッチン周りも木製・造作キッチンとなっております。このお宅もOMX搭載ではあるのですが、クッキングコンロはガスコンロ。腕に覚えのある奥様・ご主人様方からは やはり一定の支持がある仕様でもあります。ご家族協働での調理も促す目論見で アイランド型・並行ストレート配置のキッチンとなっています。調理のみならず、ご家族皆さまでの愉しいコミニュケーションの場でもあればなと思う次第です。私ごとながら我が家の2Fミニキッチンは某メーカーのセパレート型・超安価なシロモノでありまして お湯を出せばベコベコとシンクが踊るような非常に簡素な流し台なので お施主様向けのこういったキッチンをお渡しするたびに「いいなぁ」と心が叫ぶのでありますが、Iさまには ぜひぜひ毎日が愉しい、有意義な食卓を囲んでいただきたいものと思っております。 今後とも末長くおつきあい下さいませ。

 

Iさま邸・リビングリビング周り。チーク床材とウォルナットDテーブル

 

ルイス・カーンの逸品。(探訪シリーズ)

Category / ブログ
2021 03.16 update

IMG_0978 IMG_0964 ルイス・カーンルイスカーン 設計・エシェリック邸(フィラデルフィア郊外)

 

設計探訪ツアーで立ち寄った フィラデルフィア郊外の名作「エシェリック邸」。設計はルイス・カーン。この住宅は数々の住宅誌・デザイン誌などに掲載される名作。存在自体は知り得ていたものの 実際の作品をようやく拝むことができたのが2019年秋。COVID-19が世界的に猛威を振るう直前の訪問でありました。決して大きな建物ではないのですが 周囲景観からは明らかに異彩を放ち、60年前の施工建物とは到底思えぬエネルギーを発しておりました・・。現代で言うところのスクエア・軒ゼロ住宅ですが、凛とした開口部設計、エッジの効いた各所の納まりなど それはもう見所満載なのでありました。外部もベタベタとこれ見よがしの加工物を貼らず、潔いほどのモルタル直球仕上げ。おそらく幾度かの化粧直しは経ているのでしょうが、その意匠・設計意図は当時のまま。建物内部はあいにく撮影禁止ではあったのですが 現オーナー様のご厚意により約90分に渡り室内もとくと拝見。素晴らしい調度品や装飾コレクションの数々もさることながら 外光の呼び込み手法・開口部の手の込んだ仕掛け・グッとくる素材や寸法など ルイス・カーンの思想はまさにその細部にこそ宿っていたのでありました。日々の自身の業務において更なる鍛錬と引き出しを・・との想いから じっくりと観察するのでありますが 受けたインスパイアが日常の業務にどう作用するのか・しないのかは不明・・。ただ、真っ白なプランペーパーと対峙するとき 沸々と思い起こされるのであります。

スパート。

Category / しごと
2021 03.01 update

OMX降雪の影響がなくなった今、外周り工事のスパート

 

 

長い冬がようやく明けつつある昨今ですが、鳥取市郊外のIさま邸では 中断を余儀なくされていた外周の工事が佳境を迎えております。写真は玄関外部ポーチの石タイル敷設工事中ですが 素材としまして今回は「大谷石」を使用。入念なプレ敷設(割付け)の後 本敷設へと移行しています。今後はいよいよ外構工事に入っていく感じでありますが 室内からのビュー検討も踏まえ シンプル且つ柔らかな外構意匠になればと目論んでいる次第。現地周辺は多くの田畑に囲まれた長閑な環境ではあるのですが、通りすがら一服の清涼を感じるような、そんな全体意匠構成になればと思っています。

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